山海経とは中国古代の地理書であり神話書。
『山海経』に登場する生物や地名、特徴的な表現などをこのブログにまとめ始めました。

夫諸とは?『山海経』に登場する白鹿のような姿の水を司る神獣
白鹿に似た神獣「夫諸」は、大水を呼ぶ存在として『山海経』に登場します。その姿や意味、神話的背景をわかりやすく解説。

虎蛟とは?『山海経』に登場する“痔に効く”伝説の魚獣を紹介
虎蛟とは、魚の姿に蛇の尾、鳴き声はオシドリのようで、なんと痔に効くとされる霊獣です。『山海経』の原文をもとに紹介します。

耳鼠とは?『山海経』に登場する尾で空飛ぶネズミ
今回ご紹介するのは「耳鼠(じそ)」という、薬でもある獣です。ネズミのような体に、ウサギの頭、そして麋鹿のような姿を持ち、尾を使って空を飛ぶというのです。この耳鼠の肉は「お腹の張りを治し、百毒を防ぐ」と...

英招とは?『山海経』に登場する虎紋と鳥の翼を持つ巡行者
馬の体に人の顔、虎の模様に鳥の翼といった幻想的な姿を持つ神獣「英招(えいしょう)」をご存じですか?『山海経』では、黄帝の住まう聖なる山を守り、四海を巡る存在として描かれています。今回は、異なる動物の特...

乘黄とは?『山海経』に登場する狐のような姿の神獣
古代中国の地理書『山海経』に登場する霊獣「乘黄」とは?狐のような姿と背中の角、そして不老長寿をもたらす伝説。

水馬とは?『山海経』に登場する馬のような姿をした水中生物
『山海経』に登場する謎の生き物「水馬」は、馬のような姿で水辺に群れて暮らす存在。その描写から現代のカバを連想し、共通点や古代の想像力を探ります。

応龍とは?『山海経』に登場する翼を持つ神秘の龍の正体と伝説
『山海経』に登場する翼を持つ龍・応龍とは?黄帝に仕え、蚩尤や夸父を討った伝説と、祈雨の神としての文化的意味をやさしく解説。

長蛇とは?『山海経』に登場する豚のような毛が生えた蛇
鼓のような音を響かせる、毛の生えた巨大な蛇、その名は「長蛇(ちょうだ)」。古代中国の地理書『山海経(せんがいきょう)』に登場する長蛇は、ただの怪物ではありません。人々の暮らしを見守り、家を守る守護神の...

白鹿とは?『山海経』に登場する上申山の隠れ里に住む長寿と平和の象徴
白鹿は山海経に登場する神聖な鹿。長寿や平和を象徴し、歴代王朝では吉兆として記録されました。原文をもとに、その意味や神話的背景の記録。

天馬とは?『山海経』から漢・晋までイメージの変遷をたどる
山海経・北山経に登場する「天馬」の原文とやさしい訳、特徴や後世との違いも解説。神秘的な幻の神獣とは?

当康とは?|姿は豚、力は豊穣『山海経』に登場する瑞獣
古代中国の神話に登場する瑞獣・当康とは?その姿、言い伝え、そして豊穣との関わりを、中国の古典文献に基づいてやさしく解説します。

䍺とは?|口のない羊…金と玉の山に住む『山海経』に登場する瑞獣
䍺は、金や玉が豊富な洵山に住む、口のない不死の羊。中国の神話・地理書『山海経』の原文・訳文・現代の解釈をもとに学びます。