中国・重慶の洪崖洞を観光中、呼び込みをされて「変身写真」をやってみることにしました。
-e1747466264212.png)
中国に行ったらやってみたいって思ってことの一つでした。
実は、最初に聞いた値段より高い衣装ばかりでちょっと戸惑ったりもしましたが、
それでも故宮テーマの華やかな衣装での撮影は、とっても特別な体験でした。
今回は、重慶での変身写真体験について、現地での流れや注意点、撮影後のプチ観光まで、ゆるっとレポートします。
変身写真ってどんなもの?
中国では定番の観光体験
中国を観光していると、歴史的なスポットやにぎやかな商業エリアでは「変身写真(古装体験)」のお店をよく見かけます。
-e1747466254380.png)
観光地ほど何軒もあって驚きました!
正直、中国では変身写真がこんなに定番だとは知りませんでした。
日本では観光地などでたまに見かける程度ですが、街中で何度も声をかけられます。

タブレットを使って説明してくれる
内容としては、衣装選び → 着替え&ヘアメイク → 撮影 → 写真データの受け取りが基本の流れ。
しかも、衣装のまま街歩きOKなお店もあります。
撮影後は「時代劇の登場人物」気分で町をぶらぶら…なんて楽しみ方もできます。
漢服・清朝風・時代劇風など、衣装バリエーションが豊富!
-e1747466264212.png)
変身写真の魅力はなんといっても、選べる衣装の種類がめちゃくちゃ豊富なこと!
たとえば…
- 落ち着いた雰囲気の漢服(かんふく)スタイル
- 映画『ラストエンペラー』のような清朝風の豪華な衣装
- 中国の時代劇でおなじみのお姫様・侠客風
- カップル用のペア衣装まで
日本ではなかなか着られないデザインばかりで、見ているだけでも楽しい!
※ただし、いい衣装ほど「オプション料金」が発生するので、その点は要注意です。
重慶で体験した、はじめての変身写真
重慶の洪崖洞を観光中、繁華街で変身写真の呼び込みをかけられました。
もともと気になっていたこともあり、値段もお手頃そうだったので軽い気持ちでチャレンジ。
洪崖洞の地下階にある変身写真エリアでは、漢服や中国風ファンタジー衣装を着て本格的な撮影が楽しめます。
現地のスタジオではメイクやヘアセット込みで1時間〜2時間程度のプランが用意されており、プロのカメラマンが照明つきのセットで撮影してくれます。

しかし衣装選びでは、最初に案内されたプラン内では選べないものばかりでした。
本当はもっと豪華な衣装に惹かれましたが、比較的リーズナブルで、見栄えも良い“故宮風”の古装衣装を選びました。
まさに「中国っぽい写真が撮りたい!」という気分にぴったりでした。
嬉しいヘアメイク体験
変身写真の醍醐味はやはり非日常的な衣装とメイクです。
-e1747466264212.png)
今回、私が選んだのは故宮風の衣装で、古典的な衣装です。
ヘアメイクは、専用のつけ毛や飾りを使って、時代劇に出てきそうな雰囲気に。

メイクさんはとても手早く、写真映えするように驚くほどの厚化粧になっていきます。
普段では絶対にできないような自分の姿にどんどん仕上がっていく感じが面白かったです。
写真映えもばっちりで、鏡を見たときに思わず「すご…」とつぶやいてしまいました。

重慶で体験した変身写真の気になる料金は?
最初に案内された金額はとても安くて、「これなら気軽にできそう」と思って入店しました。
しかし、実際に衣装を選びはじめると
「この衣装は追加料金です」
と案内されることが多くて、ちょっと驚きました笑
いろいろ見て回って悩んだ結果、500元の衣装にしました。
値切らにゃ損!
しかしその際の値引き交渉で、当初の500元を460元に値引きしてもらいました。
一緒に観光していた中国人の夫は、400元 → 200元に!
夫はもともと撮影するつもりはなかったのですが、
「半値なら撮られてやってもいい」と交渉したら半額になりました笑
さらに、撮った写真のすべてのデータをもらうのに200元が追加でかかりました。
これは「加工済みの写真だけなら無料」「全部ほしいなら別料金」という形式だったようです。
無料だと写真は選べない、というお店でした。

実際にかかった費用(2人分まとめ)
項目 | 金額(元) |
---|---|
私の衣装+撮影 | 460元 |
彼の衣装+撮影 | 200元 |
写真データ(全データ) | 200元 |
合計 | 860元 |
※レートにもよりますが、日本円でざっくり約18,000円前後(2025年時点で1元≒20円換算)
日本だと1人で30,000円ぐらい。
写真全データ付きで修正加工なしだと1人40,000円するので、かなりお得に感じました。
撮影枚数とデータ内容
撮影してもらったのは、2人あわせて90枚ほど。
その中から20枚ほど加工・修正してくれます。
なので合わせて110枚の写真データを送ってもらえます。
加工済みの写真はやっぱりキレイで、肌の色味や背景の雰囲気も整えてくれます。
でも、無加工の写真も表情が自然で、「こっちも好きかも」と思えるものがたくさんありました。
中国語ができなくても安心!ジェスチャーでのサポート
ちなみに、私の中国語のリスニング力はほとんどダメです。
しかし撮影のときはカメラマンさんがジェスチャーでポージングを指示してくれるので、まったく問題ありませんでした。
「手をここ」「顔を上げて」など、動きでわかるようにテンポよく教えてくれたので、言葉がわからなくても安心して撮影にのぞめました。
とはいえ、やっぱり値段交渉や荷物をあずけたい場合などには中国語力は必要だと感じました。
恥ずかしさゼロ!重慶の街中でも気軽に楽しめた変身写真

また、撮影は基本的に重慶洪崖洞の街中で行われたのですが、まわりにも同じように撮影している人がいて、
ぜんぜん恥ずかしく感じませんでした。
むしろ「自分もその一部になれている」という楽しさがありました。
-e1747466273925.png)
1組に1人のカメラマンがついて進めていくようでした!
撮影後は、そのまま重慶の街歩き

撮影が終わったあとは、なんとそのままの格好で観光に出てOKとのこと!
少しだけ街を歩いてみたり、食べ歩きを楽しんでみたり…
まるで時代劇の中の人物になったような、不思議で楽しい時間を過ごしました。
周囲の視線は多少感じましたが、観光地ではわりとよくあることのようです。

-e1747466264212.png)
ちなみに食べ物も飲み物もとっても安いから、ついつい食べすぎちゃう
写真はデータで受け取り
WeChatで支払い・受け取り
中国ではWeChatを使ったやりとりが主流なようです。
実際に、今回の体験の支払いやデータの受け取りもWeChatを使いました。
受け取った写真に満足
撮影した写真は加工されたものを含めて数日後に送られてきました。
あとで調べてわかったのは、私の衣装は清朝時代の宮廷女性が着ていた「旗装(チィズァン)」という衣装をベースにしたものだそうです。
旗装は、清を建てた満洲族の女性たちが日常や礼儀の場で着ていた伝統服で、特に皇后や妃といった高位の女性たちの装いは、非常に華やかで格式の高いものなのだそう。
一方、夫は民族スタイルです。
今回の反省はなぜかお揃いではない衣装を選んでしまったこと。
それでも楽しい思い出になったことには違いありません。


重慶での変身写真はやってよかった!と思えた体験
正直、はじめは「ノリでやってみるか」くらいの気持ちでしたが、
いざ撮影して写真を見てみると、なかなか非日常な自分の姿にびっくり&嬉しくなりました。
変身写真は、旅の記念にもなるし、ちょっと自信をくれる体験でもあります。
とくに中国の歴史や衣装文化が好きな人には、ぜひ一度チャレンジしてみてほしいです。

まとめ|ちょっと勇気はいるけど、やってみたら楽しかった!
呼び込みに乗って軽い気持ちで体験した変身写真でしたが、
衣装選びからメイク、撮影、そして街歩きまで、全部がいい思い出になりました。
-e1747466264212.png)
衣装の追加料金にはちょっと注意が必要ですが…笑

重慶の洪崖洞は夜景も綺麗なので、夜は夜で素敵な変身写真が撮れると思います。
中国旅行の楽しみ方として、かなりおすすめです!
-e1747466273925.png)
この記事がこれから中国旅行をする人の参考になれば嬉しいです!
コメント