中国重慶市渝北区にある重慶園博園(Chongqing Garden Expo Park)に行ってきました。
まず驚くのは、重慶園博園の敷地面積はなんと東京ドーム約47個分(約220ヘクタール)!
そのうち湖や池などの水辺だけで東京ドーム約11個分(約53ヘクタール)もある、圧巻のスケールを誇る都市型ガーデンパークです。
※参考:東京ドーム1個分 ≒ 約4.7ヘクタール
入籍を兼ねた2週間の中国滞在の中で、いちばん歩いた場所がこの重慶園博園でした。
とにかく広くて、“歩き応え”なんてものじゃない、まるで半日マラソンコースのようなスケール感。
この記事では、私が中国滞在中に訪れた「重慶園博園」についてご紹介します。
重慶園博園ってどんなところ?

重慶園博園(Chongqing Garden Expo Park)は、
中国・重慶市渝北区に位置する大規模な都市型ガーデンパークです。
園内では、中国各地の伝統的な庭園建築や造園技術を再現したエリアが広がっています。
- 北京の四合院
- 蘇州の古典庭園
- 広東の嶺南建築 など
多彩な地域様式を一度に楽しむことができます。
さらに、国内外80都市・130カ所の景観をモチーフにした庭園もあります。
たとえば、アメリカ・ドイツ・カナダ・日本・韓国 など、
海外の庭園文化を紹介する国際エリアもあり、まさに“世界の庭園博物館”のような存在です。

主な見どころと施設

- 各省市の特色ある庭園展示
- 国際庭園エリア
- 湖沼と橋梁の景観エリア
- 色とりどりの花
- 展覧館(私が訪れた時は写真展が開催されていました)
- カフェやレストラン、休憩施設も一部あり
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私は12月に訪れましたので緑が少なかったですが、春・秋などでは観光や家族での散策にぴったりのスポットだと思います。
入園料と予約について
- 入園料:無料
- 予約:不要
まるでテーマパークの入り口のようだったので、入場料が必要なのではと思いましたが、なんと無料。
公園として一般開放されていて、気軽に立ち寄れるのが大きな魅力なんだとか。
私たちが入園したのは15:30ごろだったので、人は少なめでしたが、
- ジョギング
- 写真撮影
- カップル
- ベビーカーありの家族連れ など
観光客だけでなく、地元の人々の憩いの場としても親しまれているような場所でした。

アクセスと入口
最寄り駅は、地下鉄3号線の「园博园駅」または5号線の「园博中心駅」。
私たちは重慶を観光した日の午後に重慶朝天門からタクシーで向かいました。
そして帰りは地下鉄を利用しました。
重慶園博園について
▶︎在重慶日本国総領事館より園博園も参考にどうぞ
重慶園博園で実際に歩いた庭園を紹介
重慶園博園での見どころに庭園というのがあります。
いくつかある中の一つに小さな池と小さな橋がある「月眠」という庭園がありました。

また、他にも洞窟のようなものも…
中に階段があって、上にあがれるようにもなっていました。

その他にも国際庭園エリアというのもあって、同じく見どころの一つです。
アメリカ
まず最初にアメリカの庭園がありました。
もしかすると、テキサス州ヒューストンの「Houston Pavilion(ヒューストン・パビリオン)」?

カナダ
カナダの庭園を再現しているようです。
門には「WATERLOO PARK」と書いてありました。
どうやらオンタリオ州ウォータールーにあるウォータールー・パークという場所のようです。

日本
重慶園博園では「広島庭園」と「福岡庭園」の2箇所の日本庭園がありました。
重慶では日本国総領事館があるから日本に力を入れてるのかもしれません。


日本庭園は灰色と茶色が基調となっているようで、他の国に比べて地味な印象でした。
この日を振り返って:まとめ
カップルで行くと…お別れの危機?!
正直に言います。
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重慶園博園はあまりに広すぎて、
カップルで行くと険悪になるかもしれません笑
広すぎて道も分かりづらく、
「まだ歩くの?」「ちょっと休もうよ…」
なんて小さなすれ違いが積もれば、もしかするとケンカの火種にもなりかねない距離感です。
でも実際には、のんびりジョギングを楽しむ夫婦や、おそろいコーデで記念写真を撮っているカップルの姿もちらほら。
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幸いにも私の夫は体力的に辛い中でも穏やかだったので問題なかったですが、人を選びそうだと感じました。
広い園内だからこそ、ふたりでゆったりと過ごすにはぴったりなのかもしれません。

歩くのが得意じゃない相手と行くときは?
- 休憩ポイントを決めておく
- 展望台やカフェなど「ゴール」を設定する
- レンタルカートを活用する
- 自販機などが少ないので持参しておく
など、ちょっとした工夫で快適なデートになると思います。

季節を変えてまた訪れたい、広すぎる重慶園博園
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この日はただ観光しただけじゃなく、「歩くことそのものが目的」になった日でした。
- 運動+観光+写真、すべてを満たす最高に疲れた一日でした。
- 静かな午後の水辺、山の上からの眺め、人混みから離れた森の中など、記憶に残るスポットが盛りだくさん。
- 次はボートに乗って湖上からじっくり景色を見るのもいいな、と思いつつ帰路へ。
12月の冬の時期ではあったものの、たくさん歩いてたくさん汗をかきました。
重慶園博園を出た先では「豆腐脳」が売られていて、ちょうど喉も乾いていたので食べながら帰りました。

このブログが、これから中国旅行をする方の参考になったら嬉しいです。
また違う季節に訪れて、まったく違う彩りを体験するのもいいかもしれません。