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ブログ初心者が知っておきたい「薬機法」|私が体験した記事の書き直し

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ブログ初心者が知っておきたい「薬機法」|私が体験した記事の書き直し

ブログを書き始めてしばらく経った頃、ふと「薬機法」という言葉に出会いました。

薬機法を意識するようになったのは、ある本を読んだのがきっかけです。
そしてそれは、すでに公開していた記事に関係する内容でした。

今回は、そんな「知らずに書いていた体験談を見直すことになった経緯」と、初心者なりに気をつけるようになったポイントをまとめてみます。

薬機法の出会いは古本屋の一冊から

数年前、まだブログを始めるなんて思ってもいなかった頃、私はある本を古本屋で見つけました。

『知識ゼロ・元手ゼロからはじめる 月3万円稼ぐアフィリエイト実践教室』

副業やブログにちょっと憧れを抱いていた当時の私は、「いつかのために」とこの本を買っていました。
でも実際には読むこともなく、そのまま棚の奥に…。

月日が流れ、実際にブログを始めた私は、ふと思い出してその本を読むことにしました。

すでに公開していた「漢方塗り薬」の記事が薬機法に引っかかる?

その本には、ブログで何かを紹介する際に薬機法に注意すべき、ということが書かれていました。
(古い本なので実際は「薬事法」と記載されていました。)

  • 効能を断定するような表現はNG
  • 医薬品や化粧品についての記述には特別なルールがある

このとき、私の頭に真っ先に浮かんだのが、すでに書いていた「中国人の夫に勧められた漢方塗り薬で皮膚炎が良くなった話」という記事でした。

hikari
hikari

あの記事マズいんじゃ…!

実際に悩んでいた皮膚炎が楽になったのは事実。
でも、それを「治った」や「効いた」と書いてしまっていたら、もしかしてアウトかも…?と、急に不安になりました。

慌てて記事を見直し、「個人の感想」として書き直し

記事を読み返してみると、「効いた」「治った」といった表現が確かにありました。

その後、いろんなサイトで調べたり、他のブログの書き方を参考にしたりして、以下のように書き換えました:

  • 「気にならなくなった」と表現を変更
  • 「あくまで個人の感想です」と明記
  • 商品名や購入先などは明記せず、あくまで家庭の話として紹介

薬機法とは?初心者向けの基本知識

調べていく中で分かったのは、薬機法は正式には

「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」

という名前だということ。

hikari
hikari

なぜこんな法律があるの?

  • 消費者を誤解を招く広告から守るため
  • 医薬品や化粧品の効果を勝手に宣伝することを防ぐため
  • 根拠のない健康情報の拡散を防ぐため
hikari
hikari

つまり、私たちブロガーも「情報発信者」として、読者に誤解を与えないよう注意が必要なんですね!

薬機法に引っかかりやすいジャンルと表現

特に薬機法注意が必要なジャンル:

  • スキンケア・化粧品のレビュー
  • サプリメント・健康食品の紹介
  • ダイエット関連の体験談
  • 漢方薬・民間療法の話
  • マッサージ・整体の体験

薬機法NGになりやすい表現例:

  • 「〇〇で肌荒れが治りました」→「私の場合、肌の調子が良くなりました」
  • 「このサプリで痩せる」→「このサプリを飲み始めてから体重管理しやすくなった気がします」
  • 「シミが消える化粧品」→「シミが目立ちにくくなったように感じる化粧品」

実際に書き直した具体例

Before(修正前):

「夫に勧められた漢方塗り薬を使ったら、長年悩んでいた皮膚炎がすっかり治りました!本当に効果抜群で、もう手放せません。

After(修正後):

「夫に勧められた漢方の塗り薬を試してみたところ、私の場合は皮膚の調子が良くなったように感じました。ただし、これは個人の感想であり、効果を保証するものではありません。」

初心者でも薬機法に気をつけられるポイント

もちろん私は法律の専門家ではありませんが、初心者なりに気をつけているポイントをまとめるとこんな感じです:

1. 「効果がある」「治る」と断定しない

「◯◯で治りました」「◯◯でニキビが消えました」などは要注意。

→「私の場合は◯◯を使ってから、◯◯が気にならなくなりました」など、主観ベースの表現にする

2. 体験談でも「個人の感想」であることを明記する

記事の冒頭や最後に、 「※これは個人の感想です。効果を保証するものではありません」 などを入れておくと安心。

3. 商品や成分を紹介するときは特に注意

医薬品・医薬部外品・化粧品・サプリメントなどは、販売者や医師でない個人が効能を語ると問題になる可能性がある

4. 医療的なアドバイスは避ける

「〇〇をすれば良くなる」ではなく、「気になる症状がある方は専門医にご相談を」といった一言を入れる。

5. Before/After写真の扱いに注意

劇的な変化を示す写真は、効果を過度に印象づける可能性があるため慎重に。

薬機法を意識したことで得られたメリット

薬機法を意識して記事を書くようになってから、こんな良いことがありました:

読者から信頼されやすくなった
「個人の感想です」と明記することで、押し付けがましくない印象を与えられる。

記事の質が上がった
「本当にこの表現で大丈夫かな?」と考える習慣がつき、より丁寧な文章を書くようになりました。

炎上へのリスクも減る?
過度な表現を避けることで、批判的なコメントが減るかもしれませんね。

薬機法について困ったときの確認方法

薬機法について迷ったときは、以下のような方法で確認しています:

  1. 同じジャンルの大手メディアの表現を参考にする 企業が運営しているサイトは、法的なチェックが入っているはず。
  2. 消費者庁の資料を確認する 公式な情報なので信頼できます(ただし初心者には少し難しいことも)。
  3. 「薬機法 ブログ」で検索して最新情報をチェック 法律は変わることもあるので、定期的に情報収集。

まとめ:知らなかったでは済まされないからこそ

私はただ、自分の体験を正直に書いていただけ。
でも、読んでくれる人がいる以上、伝え方には責任があるということを、あらためて感じました。

薬機法は確かに複雑で、完璧に理解するのは難しいかもしれません。
でも、「読者に誤解を与えないように気をつける」という基本的な姿勢があれば、大きく道を外れることはないと思います。

hikari
hikari

ブログは自由に書けるのが魅力だけど、だからこそ最低限のルールは知っておきたいですね!

もしあなたも「もしかして自分の書いた記事、大丈夫かな?」と思ったら、一度見直してみるのをおすすめします。
過去の私のように、ドキッとする表現が見つかるかもしれませんよ。


※この記事は個人の体験談であり、法的なアドバイスではありません。詳細については専門家にご相談ください。

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