私は中国人の夫と一緒に、中国・成都で入籍するための渡航をしました。
2024年12月。羽田発、乗り継ぎを経て成都着。
2週間の滞在でしたが、私にとっては人生初の中国渡航でした。
言葉も通じず不安もたくさんある中での旅路でしたが、今振り返ればかけがえのない思い出です。
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こんにちは、hikariです!
マッチングアプリで出会った中国人男性と出会って6ヶ月で入籍。
今回の記事では入籍のための中国渡航についてを思い出も含めて記録したいと思います!
往復89,600円、2人分のチケット
数ヶ月前にネットで予約したチケットは、上海乗継のエコノミークラス。
その費用は、夫と2人で往復89,600円。
おそらく安いよね?と驚きつつも、長時間移動に少し緊張していました。

出発前の準備:ビザ申請の意外な顛末
私が中国に渡航する一カ月前までは、観光であってもビザが必要でした。
そのため、中国ビザ申請センターに2回通いました。
1回目が申請手続き、2回目が受け取りです。
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結局は私たちが渡航するタイミングでビザが必要なくなったので、なんだそりゃって感じでしたが。
中国ビザ申請センターでの注意点
重要なポイント:
中国ビザ申請センターは居住地によって管轄が決まっています!
例えば私は京都に住んでいたので、大阪の中国ビザ申請センターでの申請が必要でした。
事前のオンライン申請が必須なのですが、例えば東京の中国ビザ申請センターへオンライン申請しても大阪では受け付けてもらえません。
「東京に行く予定があるから東京で手続きしたい」というのも不可のようです。
要は自分の住んでいる場所で対応が決まっているとのこと。
実際に私の前に受付されていた方は、東京管轄のサイトからオンライン申請をしてしまっていたようで、受付ができませんでした。
その方は結局その日は手続きできずに帰ることになっていて、見ていてお気の毒でした。
これからビザ申請をする方への教訓:
- 必ず自分の居住地域に対応したビザ申請センターのサイトから申請する
- 便利だからといって他の地域のセンターは利用できない
- オンライン申請と実際に訪問するセンターが一致しているか確認する
- 申請(1回目)と受け取り(2回目)で計2回の訪問が必要
申請センターでの手続きや書類準備に時間をかけたのに、結果的に不要となったのは複雑な気持ちでした。
でも、これから中国旅行を考えている方は、渡航前に最新のビザ情報を必ずチェックすることをおすすめします。
【行き】羽田→虹橋→成都(2024年12月)
- 13:30羽田空港 出発
上海航空・大型機にて搭乗。
いよいよ出発! - 15:45上海・虹橋空港 到着
初の中国到着。乗り継ぎのため一時降機
- 20:15上海 出発(2便目)
中国東方航空にて成都へ移動
- 23:40成都・天府空港 到着
長旅を終えて、ついに目的地に!
大型機での快適なフライト体験

羽田から上海への1便目は上海航空の大型機。
座席のゆったり感が印象的で、長時間のフライトでも比較的快適に過ごすことができました。
機内アナウンスは中国語と英語のみで、日本語はありませんでしたが、特に困ることはありませんでした。
機内ではディズニー映画のウィッシュを観て過ごしましたが、吹き替えや字幕に日本語はなかったので、内容はあまり理解することなく流し見状態。
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英語だけでもできたら、こんな風に楽しめることが増えるんだろうなって感じた瞬間でした!
1回目の機内食:汁なし肉うどんに感動
機内食(1回目)の内容:
- 汁なし肉うどん
- 小倉あんパイ
- フルーツ(りんご・メロン・キウイ)
- 落花生
- ドリンク:パインジュースを選択
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この大型機での機内食が、今回の旅で一番美味しかったです!
汁なし肉うどんは予想以上にしっかりとした味で、小倉あんパイも甘さがちょうどよく、国際線の機内食ではかなり満足度が高かったです。

虹橋空港での5時間待機とネット事情
羽田から上海・虹橋空港に到着しました。
成都行きの乗り継ぎの空き時間は5時間以上。
その間は空港内で軽食をとったりディズニーストアを見て歩いたりして過ごしました。
中国雑貨を扱うお店もあったり、楽しめましたが、それでも長く感じました。

中国のミニバーガー

空港ではパスポート番号など登録してFreeWi-Fiを使用可能です。
しかしスマホの通信はほぼ使い物にならず…。
例えば、インスタの通知は来ても開けず、Gmailだけは受信できたという不思議な状態でした。
今回は節約もあってWi-Fiレンタルをせずに挑んだのですが、次回はちょっと考えたいかも…。
2回目の機内食:軽めの中華風サラダ
上海から成都への2便目は中国東方航空の中型機。
座席は大型機と比べて窮屈に感じました。
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やはり大型か中型かの違いは座り心地に大きく影響します!
機内食(2回目)の内容:
- 中華風サラダのような軽食
- ケーキ
- ドリンク:パインジュースを選択
機内食は軽食という印象で、1回目と比べるとボリューム・味ともに物足りなさを感じました。

入国審査は別ルート。でも日本語AIが助けてくれた
入国時、中国籍の夫は「国民用」、私は「外国人用」の入国審査に分かれて進むことになりました。そこで初めて、”ひとりで中国語の場に立つ“ということを体験。
でも、今の中国の空港には日本語対応のAI案内があり、対面で中国語を話す必要はありませんでした。
テクノロジーの進歩に助けられた瞬間です。
成都到着後のシャトルバスとタクシーの勧誘
成都・天府空港に着いたのは23:40ごろでした。
そして、飛行機からはシャトルバスに乗って空港建物へ移動します。


入国手続きを終えて外に出ると、タクシーの勧誘がすごい!
何を言われているのか全く分からず、軽く付いてこられるような勢いで声をかけられ続けました。
これが、中国の洗礼というやつなのでしょうか。
【帰り】成都→浦東→羽田(2025年1月)
- 08:00成都・天府空港 出発
早朝の出発。送迎付きホテルからスムーズに移動。
- 10:25上海・浦東国際空港 到着
国内線からの乗り継ぎ。広いけど人は少なかった印象。
- 14:35上海 出発(2便目・羽田へ)
中国東方航空で羽田へ出発。
- 18:30羽田空港 到着
無事に日本到着。久しぶりの日本語のアナウンスに少しほっとする。

帰路の機内食体験

帰りも乗り継ぎルート。やはり機内食はそれぞれ1回出ました。
1回目の機内食:
- 野菜
- フルーツ(スイカなど)
- クロワッサン
- ヨーグルト
- 豆のお菓子
- ドリンク:コーヒーを選択

2回目の機内食:
- 焼きそば
- 落花生
- ゼリーかと思ったら水

帰りの機内食は行きと比べてあっさりした印象でした。
朝ごはんとして提供されたものだったからかもしれませんが、それでも行きの大型機での汁なし肉うどんが一番印象に残っています。
プチハプニング:Wi-Fiなしでの地下鉄利用

私たちはキャッシュレス決済が主流と聞いているので現金を一切持ってきていませんでした。
なのでもちろん換金もしていません。
しかし乗り換えの際のターミナルの移動に地下鉄を使う必要がありました。
私たちはWi-Fiのレンタルもしていなかったので、切符を買うことができず、プチハプニングでした。
そこで中国系の旅行者の方にテザリングをお願いすることにしました。
そして電子マネー(WeChat)で切符を買うことができました。
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今時、Wi-Fiをレンタルせず渡航する人なんてそうそういないと思います。でもやっぱりWi-Fiは必要です!笑

ホテル予約トラブル:外国人は泊まれない!?
帰国前日は、空港近くの送迎付きホテルを予約していました。
そこで事前決済も済ませていたのですが…いざチェックイン時に言われたのはまさかの
「外国人は宿泊できません」
さらに、システム上返金不可とのこと。
中国人の夫の家族みんなで言い合ったのですが、それでも返してもらえなかったです。
これには正直、かなり驚きました。
でも最終的には、ホテルのスタッフさんが外国人OKなホテルを紹介してくれて無事に宿泊できたのでよかったです。
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どうにか返金してほしかった…!

泊めてくれてありがとう
中国旅行初心者として感じたこと
今回は中国人である夫が一緒だったので本当に頼り切りでしたが、
- 言葉が通じない不安
- ネットが使えない環境
- 文化や仕組みの違い
- 機材による座席の快適さの差
- 機内食の当たり外れ
こうした体験のすべてが、私にとっては「旅」以上の経験になりました。
特に飛行機での移動については、大型機と中型機の違いを身をもって体験できたのは貴重でした。
そして、89,600円という価格を考えると、コストパフォーマンスは十分だったと思います。
おわりに|これから中国旅行を考える人へ
航空旅行での教訓:
- Wi-Fiはレンタルしておいた方が安心
- 大型機の方が快適(可能なら機材もチェック)
- 機内食は航空会社と機材によって差がある
- 乗り継ぎ時間は長めに設定した方が余裕を持てる
また、ホテル予約は「外国人可」かどうかのチェックも忘れずに。
中国での入籍という大きな出来事の幕開けとして、忘れられない渡航記録です。
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この記事が、どなたかの中国渡航の参考になれば嬉しいです!
成都滞在中の様子や入籍手続きについても、別記事でまとめていますので、ぜひそちらもご覧ください。