国際結婚をした私ですが、その始まりはマッチングアプリで出会った中国人の彼との国際恋愛でした。
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こんにちは、hikariです!
この記事では、マッチングアプリでの出会いから国際結婚に至るまでの私たちのリアルな記録を、赤裸々に綴っていこうと思います。
これからマッチングアプリで出会おうとしている人や国際恋愛に興味がある人。
少しでも参考になれば嬉しいです。
マッチングアプリを始めたきっかけ
窮屈な日常への不安
実のところ私は、4年ほどマッチングアプリを「やってはやめる」を繰り返していました。
でも、何人かとメッセージをやり取りしても続かない。
「やっぱり向いてないかも」と感じて、アプリを消してしまう…。
そしてまた1年後くらいにふと始めてみて、やっぱり続かなくてやめる。
そんなループの中にいました。
彼と出会う直前も、ちょうど「もうアプリはいいや」と距離を置いていた時期でした。
私には休日に楽しめる趣味がなかったわけではないし、1人時間だって上手に過ごせる。
でも、毎日が職場と家の往復…。恋人がいない不安ではありません。
正直な気持ちは、その時の環境への窮屈な日常への不安でした。
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なんだか窮屈で、ちょっと不安だなぁ…
体調不良は出会いの予兆!?
人間は関わる相手や環境で人生が良くも悪くも変わるといいます。
職場の人間関係だけで人生のほとんどが終わってしまうかもしれない不安から、オンラインコミュティやセミナーに参加してみたり、自己啓発本を読んだり、自分なりに行動していました。
そんなある日、会社で気を失うほどのひどい体調不良を起こし、数日会社を休むことになったのです。
3日ほどで体調は回復し明日から出社しようと思った日の夜に、特に理由があったわけではないけれど、なんとなく「もう一度やってみようかな」と久しぶりにマッチングアプリに再登録してみました。
そのときは正直「またすぐやめちゃうかもな」と思っていました。
でも、まさかその一歩が、自分の人生を大きく変えることになるなんて、
あのときは想像もしていませんでした。
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今では、あの時の体調不良は予兆だったんじゃないかと思ってます!
数ある出会いの中で、中国人の彼に惹かれた理由
テンプレ挨拶にうんざり:マッチングアプリで国際恋愛を始めるまで
マッチングアプリ登録直後の「いいね」に、ちょっとした戸惑い
マッチングアプリに再登録したその日からいくつか「いいね」が届いていました。
どうやら登録直後のユーザーをおすすめに表示しやすい仕組みになっているようです。
この仕組みは、私のような受け身タイプにとっては、ありがたいような、プレッシャーのような…なんとも微妙な気持ち。
しかし、いざマッチングしても、最初のメッセージはたいてい
「はじめまして、光です。よろしくお願いします。」
というテンプレ通りの挨拶になってしまって、相手からも似たような返事が来て、「…あ、またこの感じかも」と早くもやる気がしぼんでいました。
はじめての「中国出身」からのいいね
そんな中、再登録の翌日に、ある男性から「いいね」が届きました。
プロフィールを開くと、「中国出身」との記載。
中国人から「いいね」をもらうのはこれが初めてでした。
でも不思議と抵抗はなくて、むしろ「中国文化にはもともと興味があったし、話してみたいかも」という気持ちが自然と湧いてきました。
最初は軽い気持ちで「いいね」を返し、マッチング成立。

マッチングアプリで中国人彼から届いた“いいね”のきっかけ
私のプロフィール画像の3枚目には、鳥取県にある燕趙園でチャイナドレスを着て観光している写真を載せていました。
それに反応して「いいね」をくれたようです。

これが、今の夫との最初の一歩でした。
マッチングアプリで国際恋愛に発展した顔合わせの印象と思い出
“いつか”が“来週”になった日
「会ってみたい」のひと言から、スムーズに進んだやり取り
マッチングしてから、実際に会うまでのやり取りは約1週間ほど。
メッセージのやり取りの中で、私の方から「気になっているので、いつか会ってみたいと思っています」と伝えると、中国人彼はすぐにスケジュールを調整してくれて、トントン拍子で顔合わせの日が決まりました。
返信の早さと誠実さは、その時すでに印象に残っていたと思います。
初対面は京都駅。少し迷って、でも穏やかなはじまり

当日は、京都駅ビル内のカフェで待ち合わせ。
マッチングアプリで国際恋愛なんて大丈夫なのか、と不安とワクワクした気持ちだったことを今でも覚えています。
私は仕事終わりにバスに乗って向かったのですが、駅ビルの構造がちょっと複雑で、カフェの場所がなかなか見つからず…少し遅れて到着してしまいました。
遅刻は申し訳なかったけれど、彼はまったく気にしていない様子で、初対面の空気は意外にも和やかだったのを覚えています。
ぬいぐるみと一緒に初対面。驚かれるかと思いきや…?
実は私、やり取りを続けるかの判断は早めにしたいタイプで、最初から自分を出すことに決めていました。
だからこの日も、“アニマル柄のスカート”に、“ぬいぐるみ(ぬい撮りの相棒)”を連れて登場。
初対面でそれはどうなの?と思われるかもしれませんが、
無理して取り繕っても後が続かないと思ったんです。
彼の反応はというと……驚きはあったかもしれませんが(特にぬいぐるみ)、引いた様子はまったくなく、むしろぬい撮りに協力的でした。

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数年前にアプリで知り合った人は、ぬい撮りしてたらドンびかれた…
「あ、この人なら大丈夫かもしれない」
そんな予感と共にマッチングアプリから国際恋愛がスタートしました。

中国人の恋愛観:付き合うと同時に婚約
初対面で飛び出した「結婚」の言葉に、ちょっとびっくり
「結婚を意識しない交際は意味がない」と話す中国人の恋愛観
国際恋愛を進める中で、中国人である彼の言動には驚きや発見がたくさんありました。
一番驚いたのは、「結婚を意識しない付き合いは意味がない」という考え方。
中国人彼から「結婚」という言葉が出てきたのは、なんと初めて会った日のことでした。
内心ではちょっと驚いたのですが、表情や口調はとても穏やかで、強引な印象はまったくなく、
「この人はただマッチングアプリを“婚活アプリ”として使ってるんだな」とすぐに納得できました。
ペースを合わせてくれる“誠実な聞き方”が安心感に
その後、2回目、3回目と会う中で、中国人彼は遠慮がちに、でも確実に結婚観について質問してきました。
「いつか結婚したいと思っているのか」
「結婚に対してどういう考えを持っているのか」など、
こちらのペースを尊重しながらも、自分の意志を伝えてくれる姿勢には、ぶれのない誠実さを感じました。
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どういう風な人生を思い描いているか言葉にしてくれる人って、きっと多くはないよね
しっかり、自分の言葉で気持ちを表現できて、でも置いてけぼりにするわけでもない。
私はなんとなく彼に安心感がありました。
だからこそ、中国人彼の真剣な気持ちを受け取ったとき、私はあっさりこう思ったんです。
「全然オッケー、なんとかなるでしょう!」って笑
重く考えすぎるより、自然な流れの中で国際結婚が決まっていったのは、私たちらしかったのかもしれません。
日本と中国、恋愛観の違いを超えて
「付き合う=結婚」が前提のスタンスに驚きつつも納得
真剣交際が始まってから、中国人彼の言動には驚きや発見がたくさんありました。
交際する以前から感じていた、「結婚を意識しない付き合いは意味がない」という考え方。
恋愛は「なんとなく始まって、続けていけたら…」という気持ちの日本人は多いのではないでしょうか?
もしくは、「付き合ってみないとわからないこともたくさんあるから」とズルズル数年。
中国人である彼にはその考え方に逆にびっくりするそうです。
最初から将来を見据えてくれていたことに少し戸惑いつつも、真剣さが私にとって国際恋愛は新鮮で嬉しくもありました。
「タイパ重視」にちょっと慌ただしいけど、悪くない
それから、中国人彼は“コスパ”や“タイパ(タイムパフォーマンス)”重視タイプ。
移動はほぼ常に走る勢いで、デートでも電車の時間を気にしがち(笑)。
最初はちょっと慌ただしく感じることもありましたが、
「限られた時間を大切に使いたい。」というスタンスなのだと気づくと、だんだん微笑ましく思えるようになりました。
中国人との国際恋愛の日常
頼まずとも自然に気遣ってくれる行動
中国人彼の優しさを感じたのは、具体的には自然とバッグを持ってくれるところ。
国際恋愛をテーマにした他の記事でもよく見かける内容ですが、本当です。
重いとか頼んだわけでもないのに、さりげなく手を伸ばしてくれるその気遣いに、
言葉よりも心が伝わる感じがして、嬉しくなったのを覚えています。
味よりも「一緒にいる時間」
加えて、ご飯を作ってくれるのも中国人彼の素敵なところ。
料理は苦手みたいで、正直美味しくはありません笑
しかし、作ってもらったものを一緒に食べる時間がとても楽しいです。
一緒の食事もストレスなし。音に敏感な私でも安心
それから気になる人も多いかもしれない「食事のマナー」ですが、中国人彼はよく聞くような“クチャラー”という感じではまったくなく、音に神経質な私でも、一緒に食事していて居心地がよかったです。
文化や価値観の違いはあっても、それを乗り越えるのは、結局「一緒にいて楽しいかどうか」なのかもしれません。
文化の違いをどう乗り越えてきたか
価値観がすべて合うわけじゃない。でも心地よい距離感
ときにはぶつかることも。
これまでの話から「すごく相性の良い2人なのかな?」と思われるかもしれませんが、
もちろんケンカすることもあります。
マッチングアプリによる国際恋愛や国際結婚では、相手の情報も少なく文化や育ちの違いに対して、ぶつかることがないわけではありません。
健康アドバイスに素直に感心。今では私も温活派
でも不思議と、時間感覚やお金の価値観ではほとんど違和感がありませんでした。
むしろ感心したのは、中国人彼がとても健康志向なこと。
「野菜をたくさん食べたほうがいいよ。」とか、「冷たい水じゃなくて温かいものを飲んだほうが体にいいよ。」と、
さりげなくアドバイスをしてくれることも多く、そういうところには今も素直に影響を受けています。
国際恋愛で気をつけてること
マッチングアプリで国際恋愛は心配される?
マッチングアプリを通じて、外国人の方と出会う人が増えています。
「国際恋愛って大丈夫?」「トラブルに巻き込まれない?」と心配の声をかけられることもあるでしょう。
私自身もその一人です。
たしかに、国際恋愛には文化の違いや言語の壁があるので、不安を感じるのは当然かもしれません。
特にマッチングアプリだと、相手のことをまだよく知らない状態から始まるので、最初は少し慎重になる必要もあります。
ただ、だからこそ大切なのは「ゆっくり信頼を育てること」。
言葉が完璧に通じなくても、相手の人柄や価値観にじっくり触れていく中で、信頼や安心感が生まれていきます。
私の場合、相手がどんなふうに時間を使っているのか、どんな考え方をしているのか…
そういった「中身のやりとり」を大事にしていくことで、不安よりも楽しさが勝つようになりました。
国際恋愛に限らず、恋愛はどんな形でも心配や迷いはつきもの。
でも、「ちょっと違う」を楽しめる心があれば、マッチングアプリでの国際恋愛もきっと素敵な経験になると思います。
「国」でくくらず、「あなた」として向き合う
それでも、やっぱりすれ違いはあるものです。
そんなとき、私は意識していることがあります。
それは、「中国人は~」「日本人は~」という言い方をしないこと。
「私はこう思っている。」
「中国人がそうなんじゃなくて、あなた個人がそうなんじゃないかな?」
そうやって話をすると、“国”ではなく、“自分たち”として向き合うことができる気がしています。
もちろん、中国と日本には違う価値観や文化があって当然。
でも今、私たちは“夫婦”というとても個人的な関係の中で暮らしています。
だからこそ、「国代表」として議論するよりも、目の前にいる“あなた”とどうやって理解し合うかを大事にしたい。
夫婦としての土台があるから、これからもきっと大丈夫
将来的には、子どもができたり、彼の家族ともっと深く関わっていく日が来るかもしれません。
そのときには、また新たな課題や文化の違いが出てくるかもしれませんが、今のこの“ふたりの土台”がしっかりしていれば、きっとやっていける。
そう信じて、日々向き合っています。
現在の日中夫婦生活と、これから
マッチングアプリを使ってたった半年で世界が変わった国際恋愛
無理をしてないのに、必要な変化が一気に訪れた
2024年7月にマッチングアプリで出会い国際恋愛、同じ年の12月には入籍し、新生活をスタート。
今こうして振り返ってみると、半年もしないうちに生活も人間関係もガラッと変わり、まるで世界が一変したように感じます。
ものすごく早いスピードだったけれど、不思議と“無理をした”感覚はありません。
むしろ「必要な変化が、必要なタイミングで起きたんだ」と、思っています。
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コミュニティやセミナー参加、自己啓発バリバリ期からの体調不良からの〜、2024年は濃い年だったな
中国人彼と出会って広がった、自分自身の世界
新生活が始まってからも、中国人彼の影響で挑戦したいことが新たに増えました。
健康的な生活習慣に少しずつ意識が向くようになったり、
中国人彼の考え方に触れる中で、自分の世界が広がっていく感覚を持つようになったのです。
星占いに書いてあった通りになったかも
中国人彼と出会う前に『3年の星占い』という本を読んでいました。
今思えばこれらの変化はこの本を読んでいなかったら、受け入れられなかったかもしれません。
言葉も文化も違うけど、“伝えたい”気持ちがあれば大丈夫
国際恋愛において言語の壁はむしろ面白い
会話では、おかしな日本語が混ざることもしばしば。
日本人が持つ中国人日本語「〜(アル)ネ!」みたいな言葉もたまに出ます笑
私の名前を「ひかり」ではなく「ひこら」と呼び間違えたり、
「洗濯機」を「冷蔵庫」と言い間違えたり、
そんな言い間違いで笑ってしまうこともあれば、思わぬ言葉のニュアンスで戸惑うこともあります。
でも、国際恋愛においては「伝えたい」という気持ちさえあれば、言葉なんてどうにかなるんだなと実感しています。
未知のことが待っていても楽しみだと思える今
中国人との国際結婚ではもちろん、これから先にはもっと大きな変化もあるかもしれません。
子どもが生まれたり、中国の家族と深く関わる機会が増えたりなどなど、想像するだけで未知のことばかり。
でも、この半年のマッチングアプリ国際恋愛“スピード濃縮期”は、私たちの揺るがない土台にもなりつつあると思います。
これからの未来が、より一層に楽しみになっていくような気がしています。
まとめ:マッチングアプリによる国際恋愛は全然あり!
今回こうして、マッチングアプリで出会って国際恋愛した私たちのことを、少し長くなりましたが書いてみました。
マッチングアプリを使うことに抵抗があった時期もあったし、何度も「やめようかな」と思ったこともあります。
でも、ほんの少し勇気を出して、もう一度マッチングアプリを開いてみたことで、今の中国人夫と出会い、人生が動き出しました。
「運命」なんて大げさな言葉はあまり使わないけれど、
“あの日、もう一度やってみようと思えた自分”が、未来を変えたのは確かです。
マッチングアプリは、あくまでも出会いの“手段”でしかありません。
でも、その先にどんな縁があるかは、自分の行動や感じ方次第で大きく変わるものだと、私は思います。
この記事が、
・マッチングアプリを始めるか悩んでいる方
・マッチングアプリを使った国際恋愛に不安を感じている方
・中国人と付き合い出した方
・自分らしいパートナーシップを築いていきたいと考えている方
そんな誰かの、小さなヒントや後押しになれば嬉しいです。
出会いの形は人それぞれ。
誰かにとっては“普通じゃない”と思われるかもしれない形でも、自分たちが幸せなら、それが一番の正解なのだと思います。